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ルアー

【迷ったらコレ】ホバストフック&ミドストフックまとめ

皆さんこんにちは!

埼玉バス釣り人のウォーカーです!さて今回は近年流行しているテクニックである「ホバスト」「ミドスト」 で使用するオススメのフックをまとめました。

今回はメーカー毎にまとめて、「ホバスト」「ミドスト」テクニックを広めた方々の解説も合わせてまとめました。

「ホバスト」「ミドスト」に興味があるけどどんなフックを選べば良いか分からない。。。

といった方の参考になれば幸いです。

それではどーぞ♪

がまかつ

ミドストジグヘッド

①ホリゾンヘッド

  • フックサイズ:#4・#2・#1・#1/0・#2/0・#3/0
  • ヘッド重量:0.5g・0.9g・1.3g・1.8g・2.6g(#4~#2/0)3.5g(#2~#2/0)
  • 価格:4本入り400円(税抜き)
  • 冨本タケル氏のセッティング例:サカマタシャッド4インチ+フックサイズ#1+ヘッド重量0.5g

がまかつHPより引用

②ホリゾンヘッドLG

  • フックサイズ:#1/0・#2/0・#3/0
  • ヘッド重量:3.5g・4.4g・5.2g・6.2g
  • 価格:4本入り500円(税別)
  • 冨本タケル氏のセッティング例:サカマタシャッド5インチ+フックサイズ#1/0+ヘッド重量3.5g

③ホリゾンヘッドLG+G

  • フックサイ:#1/0・#2/0・#3/0
  • ヘッド重量:3.5g・4.4g・5.2g・6.2g
  • 価格:4本入り600円(税込)
  • 冨本タケル氏のセッティング例:サカマタシャッド6インチ+フックサイズ#2/0+ヘッド重量4.4g

冨本タケル氏の解説

「深場のミドストをやる為に専用ジグヘッドが存在していなかった。市販品では自分が求める要素が満たされませんでした。」

冨本さんが、がまかつにオファーをかけて2020年へのリリースと至ったのが「ホリゾンヘッドLG」となります。

冨本氏が求めたのは主に4つのコンセプトでした。

  • ワーム薄刺しに対応すべく、ワームキーパー背面のフラット化。低重心化によりロールを加速。
  • フックポイントを内向きに設定する事で、バイト時に口の中ではなく出口で刺し、ラインブレイクを激減。
  • デカバスに対応すべく、細い線径ながらも抜群の強度を誇るトーナメントグレードワイヤーの採用。
  • ワームのロールを生みやすく、フッキングが決まるアイの高さ。

さらには低摩擦表面処理・ナノアルファが貫通力を高めます。冨本氏の理想を実現したジグヘッドですがその優位性はセッティング方法が左右するのだそう。

「ワームの背中側から見て、フックが一直線になる事が大前提。頭に針先から刺して背中から抜くときに通常より1~2ミリほどテール側寄りで抜くことが大切」との事。

冨本氏のセットしたワームはいずれも尻上がりの姿勢です。これがより美しいロールを魅せるための極意となっています。

ちなみにホリゾンヘッドLGの『LG』とは、歴史的遺産を意味するLEGACYの略称です。ミドスト賢人のレガシーを受け継ぎたいですね。

リューギ

ホバストフック

ホバーショット

  • サイズ:#3・#2・#1
  • 価格:5本入り450円(税抜き)
  • 堤治朗氏のセッティング例:スーパーホバリングフィッシュ3インチ+ホバーショット#2

リューギHPより引用

堤治朗氏の解説

もともとヴェスパ(ジグヘッド)を見て、これイケるんでは?と思いそれがフワフワリグの始まりでした。

ジグヘッドの名作・ヴェスパが登場したのが2018年の事。七色ダム戦を控えた前日、スーパーフィンテール(ティムコ)のマスバリネイルリグで好反応を得ていた堤氏に神が降臨しました。

「ミドストに反応が良いのは明らか。でもアワセる度にスッポ抜け。何かいい方法はないかなと。。。マスバリのサイズを大きくすると口の中に掛かってラインブレイクのリスクは高く、オフセットだと掛かりにくく。。ならこれだなと。」

ヴェスパのヘッドをニッパーで解体。フックのみをセットするとズバッと決まった!という。

「ただデカいのが食うと軸が伸びてしまうのが難点。そこで山岡計文プロに相談したんです。」ヘッドを削ってホバリング派の山岡さん、フック+ネイルシンカー派の堤さんは意気投合しました。

2019年、山岡さんが「ホバスト」という名でこの釣りを世に広め、2020年春に『ホバーショット』がリリースへ。線径の微かな太軸化による強化と共にホバリング能力を妨げないホバスト専用フックが誕生しました。

今後はV字ガード付きモデル『ホバーショットFG』が登場予定となっています。

ミドストフック

ヴェスパ

  • フックサイズ:#3、#2
  • 重量/入り数:0.6gは5本、0.9gは5本、1.3gは4本、1.8gは4本、2.7gは3本
  • 価格:540円(税抜き)
  • 山岡計文氏のセッティング例:スーパーリビングフィッシュ4インチ(ティムコ)+ヴェスパ#2

リューギHPより引用

山岡計文氏の解説

「ミドストに使えるジグヘッドが無い。そんな時に『俺の要望に100%応えてくれるなら』とリューギと契約しました。」山岡さんのミドストノウハウを完全フィードバックする開発が始まったのは2016年頃のことだ。

「まずはワイヤーキーパーをワイヤー化。針の外側に設計する事で、背中に薄刺しでも支障が出ない。またウェイトの重心がヘッドの高い位置に集中する事でロールし易くなる。」

結び目が下がらない横アイもロールの高回転を後押しする。「フック形状はフッキング性能と強度を両立するリマリックベンドで、針先はやや内向き。バイトがあったら口の中ではなく、口の出口に掛かる仕組みです。」

「針が伸びるのが嫌だから太軸という考えではありません。細い方が貫通力が高いのは明らか。そして、針先が口の出口でフトコロまで貫通する仕組み。そこまで刺されば針が伸びる事はないんです。」

スピニングタックルのラインは太くても6ポンド。負荷の限界を考慮に入れた絶妙な設計。全ての構造に意味が込められている。

2022年にはガード付きの『モノガード・ヴェスパ』が発売する。

デプス

ミドストフック

ミドストジグヘッド

  • 自重:2.5g・3.5g・5g・7g
  • フックサイズ:#2/0
  • 入り数:4本
  • 価格:600円(税抜き)

デプスHPより引用

川崎了氏の解説

「ミドストに対応するジグヘッドは比較的軽量なモデルが多いですが、デプスのミドストジグヘッドは最大で7gと結構重い。これはサカマタシャッドを代表とする5~6インチのバルキーワームに対応させるためにというのもありますが、僕個人としては琵琶湖のような広大なフィールドを手返し良く探れる【巻き物ルアー】的な使い方を想定したというのもあります。

重いから遠投してウイードエリアを素早くサーチ出来るし、北湖のディープにも短時間で沈んでくれる。それでいてワームならではのソフトな波動で食わせる力も強いので、現段階では万能ルアーに近いです。」

「ミドストのキモとなるローリングアクションは出来る限りナチュラルさを追求したかったので、ワームの中心軸に刺すことを前提に設計。鉛製のワームキーパーでガッチリとロックされるのでキャストやアクションを繰り返してもズレる事が少なく、集中力を途切れさせずに広範囲をスピーディに探りつつ、食わせに持ち込むことも出来ます。琵琶湖に限らず、さまざまなフィールドで試してほしいです。」

デコイ

ホバストフック

①マイクロスペシャルジグ12F

  • フックサイズ:#10・#8・#6
  • カラー:シルキーブラック
  • 入り数:9本

デコイHPより引用

バス用にリファインして刺さり性能が更に向上

2021年のトーナメントで話題になったのが、超高性能魚探を使ってディープレンジをくまなく把握し、そこにマイクロホバストを送り込むという近未来的釣法。

その際に多くのトーナメンターから支持を受けたのが「ファインワイヤー ジグ12」で、これにフッ素系のシルキーFコート施して刺さり性能を更にアップさせたのが、この「マイクロスペシャルジグ12F」です。

1インチクラスのマイクロベイトにセットするだけにとても小さい線径も細いが、デコイ独自の特殊な熱処理が施されているので、トーナメントの勝敗を分けるキッカーフィッシュを掛けても折れや曲がりの不安なくファイトする事が出来る。

 

②F.F.フックワーム153

  • フックサイズ:#4・#3・#2・#1
  • カラー:シルキーブラック
  • 入り数:4本
  • 価格:385円(税込)

デコイHPより引用

ピクピクとライブリーに動かせるホバスト用フック

ホバストならではの、表層~中層を小魚がピクピクと動きながら漂う生命感を演出するために、ラインアイの向きを斜めに設定。これによりラインの入射角とラインアイがほぼ一直線となり、よりダイレクトにアクションを伝える事が出来る。

また、カバー絡みで活躍するWガードは平行姿勢を保つためのスタビライザー的な役割も担い、ガードが必要ない場合は前方に倒して短くカットし、ワームキーパーとして活用することも出来る。

ミドストフック

マジックヘッドVJ76

  • サイズ:S・M・L
  • カラー:クリア
  • 入り数:12個
  • 価格:330円(税込)

デコイYOUTUBEより引用

ワームキーパーの変更でミドスト用に脚光を浴びる

かつて人気を博した「マジックショット」のリファインモデルで、ワームキーパーのバーブの向きを下向きに設定。ミドストのギリギリ薄刺しにも高次元に対応することから、最近ではミドスト用に開発された「プラスマジックVJ-74」や「プラスガード-S VJ-77」と並んで人気が高まっている。

現在では7g、9gといったヘビーウエイトモデルもラインナップされ、海外では「ボトスト」ゲームにも重宝されているようです。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

ホバスト&ミドストフックのオススメをまとめました。

筆者は2021年からホバストに挑戦してみましたが、良いバスを何匹か釣ることが出来ています。

皆さんが通っているフィールドでホバストやミドストをやってる人が少なければ、ひょっとしたら良い釣りが出来ちゃうかもしれませんよ!!

是非本記事を参考にフックを選んで下さいね♪

それではまた!