皆さんこんにちは!埼玉バス釣り人のウォーカーです。
さて今回はバス釣り業界で起きた「事件や疑惑、不祥事」をまとめてみました。
どの業界にも事件や不祥事は起きるものですが、バス釣り業界では一体どのような事が
起こったのでしょうか?人気を博しているバスプロも居るようです・・・それでは早速見ていきましょう!!
①田辺哲男【タバコ事件】
大人気ルアーブランド「ノリーズ」の代表である田辺哲男さん。クリスタルSやエスケープツインなど数多くの名作ルアーを世に送り出し、マイゲームを貫く男らしい姿に憧れるアングラーは多いのではないでしょうか。
さてそんな田辺さんですが、2018年に公開されたYOUTUBE動画にて事件が起こりました。その動画はシーガープレミアムチャンネルで田辺さん吉田遊さんペアと伊藤巧さん吉田撃さんペアが奈良県の津風呂湖でボートに乗って釣りバトルするという動画でした。(現在は削除されているようです。)
その動画内のシーンで田辺さんと同船していた吉田遊さんにバスがヒットし、田辺さんはそのランディングを手伝う為にキャストしていたルアーを巻き取り、ロッドをボートに置きました。そしてその時になんと吸っていたタバコを湖に投げているところが写り込んでいたのです。(筆者も当時動画を見ていてタバコ投げたなとすぐに気づきました。)
その動画が公開された後にツイッターで「田辺さんタバコのポイ捨てでは!?」「手つきが慣れてるからポイ捨ての常習犯なのでは」などと騒がれてしまいました。
その後、ノリーズホームページにて田辺さんご本人から謝罪文が発表されました。内容をギュッと要約すると先端部分だけなら捨てても問題ないだろうと個人的に思い込んでいたそうです。
バス釣り業界のレジェンドである方が起こしたポイ捨て事件は、多くのファンや業界人に衝撃を与えた事件の一つとして残ってしまいました。
②相葉純一【活きエビ事件】
こちらの事件はかなり有名ですが、現在はDUOでルアーを作ったりYOUTUBEで活動されている相葉純一さんの事件です。
相葉さんがTOP50に参戦していた時の事で、2009年3月に行われたTOP50の高滝湖戦にて相葉さんは試合に活きエビを瓶に入れてボートに持ち込んだという内容。
初日と2日目には正々堂々と戦いに挑んだそうですが、2日目に順位を落としてしまった為に3日目の試合に活きエビを持ち込んだそうです。しかし朝のスタッフのタックルチェックを受けて事が発覚したとの事。
この違反行為によりJBからは除名処分。過去の成績抹消、賞金の返還などのペナルティを受けたそうです。
その後、相葉さんは引退をされましたが2013年にはまた釣り業界に復活することとなり今日に至ります。
相葉さんが作るルアーは釣れる物が多いのですが、今一つ相葉さん本人に人気が出ないのは過去の事があるからなのでしょうか。。。
③佐々木保信【冷凍バス事件】
最近のアングラーにはピンと来ない方だとは思いますが、琵琶湖で50UPのバスを500本釣ったという佐々木保信さん。通称「仙人」。
JBTOP50永久追放の第一号となった方です。そんな佐々木さんが何をしでかしたかと言うと、当時のTOP50のルールではデットフィッシュ(死んだ魚)でもウエイインOKだったという穴をついて、冷凍したバスを持ち込むというとんでもなく馬鹿げた事をやりました。
検量の際にバスの異常に気付いた下野正希プロが指摘し事が発覚。オフィシャルがバスを捌いたところ内側が解凍されていなかったそうです。
またこの時に他のバスの胃袋を確認したところシンカーがゴロゴロと入っていたそうです。無理やり飲ませていたと思うと胸糞悪い感じがしますね。
この事件がきっかけとなりデッドフィッシュのウエイインは対象外となるルールが設けられたそうです。
④りんか【バスすり替え疑惑】
ルアーブランド「BeveL」のプロデューサーを務める女性釣りアングラーのりんかさん。釣り業界の中では可愛らしいルックスという事もあり男性ファンが多くいるようです。
さてそんなりんかさんですが、2014年に津風呂湖で開催されたNBC(日本バスクラブ)トーナメントで優勝されました。
この大会の際にりんかさんが計測したバスと、津風呂湖のバスの特徴が違うのではないか!?と疑惑がかけられたのです。
とある情報によると、大会当日りんかさんの関係者の車の中に大きなクーラーボックスが積んであったという目撃情報があり、そのクーラーボックスの中に今回のバスが入っていたという情報もあったそうです。
今回の一件はあくまでも疑惑止まりとなり、真実は分りません。ただの言いがかりの可能性も十分にあり得ます。信じるか信じないかはあなた次第です。
⑤金森隆志【ブログ捏造疑惑】
大人気ルアーブランド「レイドジャパン」の代表を務める金森隆志さん。釣り業界にファッショナブルな要素を持ちこんだり様々なメディアで活躍されています。
そんな金森さんですが過去に釣果捏造をしたとされています。
ブログに掲載する際に1匹のバスを使いまわしてあたかも複数匹釣ったように見せていたようです。ひとつ事例をあげるとレイドジャパンの岡さんが釣ったバスと全く同じバスを持った金森さんの写真もあったそうです。(同じバスを釣りあげたという可能性もゼロではないと言う意見もある。う~ん。)
ネットで炎上した後に金森さんはブログにて誤解を招いたとし謝罪(誤って画像を載せてしまったと釈明)しました。結局のところ本件の真相は分かっておらずあくまでも疑惑がかけられたままといった感じで現在に至ります。
バスプロ(メディアプロ)の中ではトップクラスの知名度の金森さん。今後は変な疑惑がかけられない様にして頂きたいと思います。
⑥ルアーマガジン【陸王で不祥事】
人気バス釣り雑誌のルアーマガジン。ルアーマガジン大人気企画の陸王で不祥事が起こってしまいました。
それは2021年の陸王第四戦 伊藤巧VS木村建太(福岡県遠賀川)での出来事です。
試合自体は行われ伊藤さんが勝利したのですが、この時に立ち入り禁止エリアで釣りをしていたという指摘が読者からありました。
それにより伊藤さんは決勝戦を辞退するという運びになりました。これは伊藤さんが意図的に立ち入り禁止エリアで釣りをしたわけではなく運営の確認不足が招いた結果ですので伊藤さんは悪くありませんので誤解しないでください。
以下ルアーマガジンの謝罪文
「福岡県遠賀川にて行われた陸王第四戦において、弊社では事前に行政等への確認を行っておりましたが、ルアーマガジン12月号をご覧頂いた読者の方からのご指摘により、後日河川占有地による立ち入り禁止区域であるという事実が発覚致しました。
競技を行った時点で、弊社側が競技可能エリアとしていたのが原因であり、勝敗に関してこれを覆す判断はしておりませんでした。しかしながら、陸王チャンピオンカーニバルへの出場を辞退するとの申し出が伊藤巧選手よりございましたので、意向を尊重したうえで不出場となりました。本件につきましては、全て企画を運営しております弊社の責任です。
4名のチャンピオンカーニバルを楽しみにしていてくださった読者の皆様、陸王に出場してくださる選手の皆様、ご協力くださるメーカー様、そして伊藤選手に、深くお詫び申し上げます。」
※ルアーマガジン2022年2月号より引用
行政に確認しているので一読者としては、行政も悪かったのではないかと思ってしまいますが、陸王は人気のコンテンツなので今後は同じことが起きないようにしてほしいと思います。
まとめ
いかがでしたでしょうか?バス釣り業界で起きた事件や疑惑、不祥事をまとめてみました。やはりトーナメントでの不正がインパクトが強かったですね。
人間お金が関係してくると悪いことをしてしまう人がいるんだなと改めて感じました。
今後はバス釣り業界で変な事が起きないで欲しいと願っています。それではまた!