この時期のバスの価値は値千金ですよね。
筆者も冬のバス釣りはずーっと避けていましたが、ちゃんと向き合いだしてからこの2年は冬のシーズンもしっかりバスをキャッチしています♪（数は少ないですがｗ）
冬には冬のメリットも感じていて釣り人の数がグッと減ることによって、釣りは非常にしやすかったです。
あとは冬のバス釣りのキーワードをお伝えできればと思います。
ディープとシャローを考えよう
バスは変温動物なので寒くなると、ディープを始めとする越冬エリアに集まります。なので冬のバス釣りでまず考えるべきポイントはディープ（沖の深場、浚渫された漁港、消波ブロック周辺）になります。
しかし冬でも餌を積極的に食いにくる大型のバスが潜んでいるシャローも捨てれません。シャローと言ってもカバーが絡む場所を狙いましょう。カバーの下は放射冷却の影響を少しでも回避してくれる場所になっています。
つまりなんとかバスに触りたいと思う場合は『ディープ』狙い。逆に一発デカいバスを釣りたいのならば『シャロー』狙いと考えてみましょう。
オススメの狙い方【1月】
ディープ攻略
先ほどお伝えした通り、大方の魚は水温の安定するディープに移動しているはずです。ですので越冬エリアを特定できれば複数バスがそこにいる可能性が高いです。
オススメなのはダウンショットリグで釣りを組み立ててみましょう。しかしダウンショットリグだけでは反応しないバスもいるのでそんなときの為に、メタルルアーをボックスに入れておきましょう。
ダウンショットリグは水中に沈んだオダや、ブレイクをタイトに探れるようにフックはオフセットフックがオススメです。シンカーをボトムの変化に引っかけてシェイクしてみて下さい。
メタルルアーは魚の目の前に落として食わせるメタルジグと、サーチとしても使えるメタルバイブを使ってみて下さい。明滅効果のリアクションのメタルジグと、ブルブルと振動してリアクションさせるメタルバイブといったイメージで捉えてみて下さい。
シャロー攻略
シャローカバーに潜む大きなバスを狙うので、ルアーパワーは強め。カバーの奥の奥を狙えるようにHクラスのパワーロッドを選択しましょう。ラインもフロロ20ポンドをセッティングします。
テキサスリグやヘビーダウンショットリグでカバーを撃っていきましょう。冬の場合はボトムまで一気に落として、ボトムでもぞもぞさせて反応がなければ次のカバーといった感じでやってみて下さい。
オススメの狙い方【2月】
2月上旬から中旬
2月中旬ごろまでは先述の真冬の釣りである「ダウンショット」や「メタルルアー」が有効ですが、シャロー付近では「シャッドプラグ」の弱いアピールで探る事も有効になります。
冬のハードルアーの代名詞であるシャッドプラグは時折ポーズを交えながら、ボトムを舐めるように引いてくるのがキモになります。サスペンドタイプの方が食わせやすいですが、デッドスローフローティングが使い勝手が良いです。スタックしそうな場合は巻くのをやめればスタックを回避出来るからです。
2月中旬から下旬以降
中旬を過ぎ寒さのピークを越えると、バスの目線が上を向くようになり始めます。上から落ちてくるエサを意識するようになると、メタルルアーの直線的なアクションで誘うのは効率的ではありません。
そこで有効になってくるのが「ラバージグ」「ロングビルミノー」「ビッグベイト」になってきます。それぞれの使い方として「ラバージグ」はカバーの中をふわーっとしたスピードで落として狙う使い方。トレーラーにはボリュームあるものをチョイスしじっくり魚にアピールします。
「ロングビルミノー」は沖のカケアガリを探ります。これで反応があれば水中は徐々に春に移ってきている事にもなります。
最後の「ビッグベイト」ですがスポーニングを意識したデカい個体がベイトを捕食しだすので有効になります。ただしまだ水温は低いのでアクションは弱めを意識してみて下さい。イメージとしてはカバー際をゆったりを漂わせるイメージが効果的です。
まとめ
いかがでしたでしょうか。冬のバス釣りのイメージの参考になれば幸いです。筆者もまだまだ勉強中ですがフィールドに出向き修行あるのみです！
頑張って思い出に残るようなバスを釣りましょう！それではまた♪
