皆さんこんにちは!!埼玉バス釣り人のウォーカーです。
今回は、2021年新製品の『ゾディアス167M-S/2』のインプレ記事です。筆者自身初めてのNEWゾディアス。この価格で、この使用感。SHIMANO社の物作りの技術にただただ驚くばかりです。
そして筆者がなぜこのロッドを購入したのか、そしてなぜ2ピースモデルを選んだのかをお伝えします。
結論からお伝えするとズバリ『買い』なロッドです。
本記事では、ゾディアス167M-S/2をオカッパリで使用して感じた使用感をお伝えすると共に、筆者がオススメする使い方をお伝えします。
それではどーぞ。
ゾディアス167M-S/2を購入した訳

スナッグレスネコリグのフッキング率を上げたい
今までベイトフィネスロッドは、初代エクスプライドの165L-BFSを使用しており、ヘビダンやシャッド、スモラバ、ネコリグなどで使用していました。
ネコリグではスナッグレスネコリグを主に使用していますが、「どうもフッキングが決まりにくい」と感じていました。
(左から20ゾディアス167M-S/2、初代エクスプライド165L-BFS、ジャッカルNERO 1610M) ※『グリップからグリップエンドまでの長さ比較。ここの長さが短い方がライトリグの操作感が良いです』
そこでスナッグレスネコリグの考案者「川村光大郎さん」の動画などを見ていると「スナッグレスネコリグでフッキングが決まらない人はロッドが柔らかい」と仰っていました。

という事で手持ちのジャッカルNERO1610Mのロッドにベイトフィネスリールを合わせたりしましたが、釣りは出来るがティップが太く繊細さに欠けているなとモヤモヤしていました。(上の写真の1匹だけこのタックルセッティングのスナッグレスネコリグで釣れましたが。。。)
そんな中、ロッドを探していく中で「M」アクションのロッドに繊細なソリッドティップを 搭載したモデルの20ゾディアス167M-S(1ピースロッド)に辿り着きました。筆者はソリッドティップのロッドは今まで使った事がなかったので、比較的購入しやすいゾディアスはとてもありがたいロッドです。
(左から20ゾディアス167M-S/2、初代エクスプライド165L-BFS、ジャッカルNERO 1610M) ※『ティップの細さの比較画像です、ご覧の通りゾディアスのソリッドティップは細い』
167M-Sを購入しようと思った矢先に2ピースモデルの『167M-S/2』が登場したので2ピースモデルを購入することにしました。
なぜ2ピースモデルをチョイスしたのか?

ずばり竿先が折れてしまった時に、1ピースモデルの場合はロッドまるごと買い替え無いといけませんが、2ピースの場合であれば竿先側を購入すれば良いからです!
使い慣れていないソリッドティップなので、やや不安だったというのが本音です。SHIMANOの技術で「タフテックα」というテクノロジーが使われており、強度もしっかりしていて折れにくいようですが、やはり使い慣れていない物に対してはすくなからず不安が残ります。

筆者がこれから実戦でどんどん使用していくので折れたりしたら報告しますw
免責金額もかなり安いですね。
ゾディアス167M-S/2のスペックと使用感

長さ | 2.01(m) |
---|---|
自重 | 100g |
ルアーウェイト | 4~15g |
ライン | 6~12ポンド |
テーパー | FF |
先径 | 1.4㎜ |
本体価格 | 20000円 |
実は167M-S/2は167M-Sと比べると、本体価格が800円程高くなっていました。またカーボン含有率にも違いがあり、167M-Sは100%、167M-S/2は98.2%となっています。
釣具屋のキャスティングで167M-S/2を購入しました。実売価格で15000円程。このクオリティでこの価格は凄すぎます。
手に持った時の感じはとても軽く、筆者は16アルデバランBFSを合わせましたが非常に使いやすかったです。
ルアーウエイトも4gから扱えるため、軽いルアーもキャストし易く使っていて楽しいロッドという印象を持ちました。野池や、霞水系のオカッパリなんかで使いたい1本です。
バス釣り入門者にも勿論オススメですが、釣り歴のある方にも新しい武器になるオススメの1本です。
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各所ディテールを見てみましょう
カーボンモノコックグリップ
画像左がゾディアス167M-S/2。右が手持ちの16ポイズングロリアスの1611MHです。20ゾディアスといえばカーボンモノコックグリップが採用されて話題になりました。
ポイズングロリアスと比較しても大きな違いは感じられませんでした。恐るべしゾディアス。本当に価格破壊です。
旧ゾディアスとの比較

左が20ゾディアスで、右が旧ゾディアス。スライドフード(リールを固定する時に回す部品)のデザインが変更されています。

リアグリップは大幅リニューアル。カーボンモノコックが格好良いですね。

リールシート、トリガー部分には大きな変更点はなさそうです。

2ピースモデルのつなぎ目部分です。想像以上につなぎ目は目立ちません!!2ピースモデルを使うとダサいみたいな意見もあるようですが、もはやその考えは古いと言えるかもしれません。

こちらがティップ。先径が1.4㎜と非常に細くなっています。
個人的に気に入らない点

20ゾディアスのデザインは総合的に見れば不満無し!と言えるのですが、1点だけこの番手の表記が非常に残念。見た目がいまいちです。
一目で番手が分かるというメリットも理解していますが、個人的には裏側に表記して欲しいというのが本音です。
相性の良いリグ
ネコリグ

「M」パワーの力を武器にカバーにネコリグを投入したい!!
ライトテキサス

ボトムを感じながらワームを操作!!
ヘビーダウンショット

テトラの中にヘビダンを入れて、「M」パワーで引きずり出したい!!
ノーシンカー

ノーシンカーも非常に扱い易いです。ゲーリーヤマモトのジャンボグラブをノーシンカーで使ってバスを釣ることが出来ました。
キャストも用意ですし、慎重なアプローチもティップが繊細なのでかなり気持ちよく扱えました。

フッキングパワーも「M」でしっかりバスの口に針を掛ける事ができました。

魚に主導権を与えずにランディングもバッチリ出来ました。
スモラバ

カバーの真上からそっとスモラバを落として、バシッとフッキングを決めたい!!
この他にも、20ゾディアス167M-S/2はフリーリグや、ビフテキなどライトなシンカーを用いたワーミングは得意分野となります。
バーサタイルなベイトフィネスロッドとして活躍間違い無しです。

※2022年4月追記
ボトムアップのギャップジグ10gにブルスホッグダディの組み合わせで50UPが釣れました!!ゾディアス167M-S/2はコンパクトカバージグとの相性も良しです。
まとめ

いかがでしたでしょうか。
20ゾディアス167M-S/2はコストパフォーマンスに優れていて、非常にオススメ出来るバスロッドです。
これからベイトフィネスを始めてみたい!と言う方や、ちょっと強めのベイトフィネスロッドを追加したい!と言う方に是非使って頂きたいです。
購入を検討されている方の参考になれば幸いです。
それではまた♪
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