皆さんこんにちは!埼玉バス釣り人のウォーカーです。
さて今回は、バスがバイトする瞬間が見えてとてもエキサイティングなフロッグゲームに関する記事となります。
プロアングラーでフロッグを使うイメージがある方は数名おりますが、その中から今回は伊豫部健さん(通称イヨケン)のフロッグの使い方(ヘビーカバー&オープンウォーターでの使い方)や、タックルセレクトをご紹介したいと思います。
それではどーぞ!!
※画像は全てYOUTUBEより引用しています
フロッグで狙う場所
ヘビーカバー
ハードプラグでは攻めきれないヘビーカバーの奥のオクに潜むバスを狙う事が出来るのがフロッグの強みです。昨今軽いウエイトでスモールサイズのフロッグや、エラストマー素材のトップウォータールアーが流行していますが、イヨケンさんはヘビーカバーに潜むバスはレギュラーサイズのフロッグだからこそ狙える個体が居るという。
またイヨケンさんはヘビーカバー攻略のキモとして「カバー+α」を意識しているそうです。意識している事は下記の2点です。
①流れのヨレ・・・イヨケンさん曰く『沖にせり出したヘビーカバーや障害物は、流れの方向によって必ずどちらかに水流によるヨレが発生する。流れのスピードにもよるのだが、このヨレにはベイトが溜まったりすることが多い。カバーそのものだけではなく、その周辺の状況も把握しておこう。』との事。
②奥行きのあるスポット・・・イヨケンさん曰く『見た目のカバーに奥行きがあればあるほど、流れが当たりづらいなどの理由で障害物は増える傾向にある。ベジテーションにプラスされた人工障害物はバスにとって安心できる隠れ場。アングラーにとっては絶好のハニースポットとなる。』との事。
オープンウォーター
先ほどのヘビーカバーに対して、オープンウォーターでもフロッグは活躍します。その際はフロッグの素材を柔らかい物をチョイスすると良いでしょう。アシ際のポケットに投げて奥側からネチネチと首振りさせて外に逃げるカエルを演出させましょう。
イヨケンさんはオープンウォーター攻略のキモとして「シェード」を意識しているそうです。
イヨケンさん曰く『オープンなエリアでは、シェード自体もカバーと捉えるようにしましょう。シェードは午前と午後、太陽の向きで変化していきますが、暗部がより広い方がバスも安心するので警戒心は薄れがちですね。』との事。
バスがどのあたりに集まるのか、広い視野でカバーを捉えてみましょう。
フロッグのアクション
ドッグウォーク
フロッグのオーソドックスなアクションとしては、ポッパーやペンシルなどと同様にドッグウォークアクションが基本的なアクションとなります。
ラインスラックを上手く扱う事にキモがあり、「ロッドをちょんと下す、下したロッドを上げる(と同時に巻く)、そしてまたちょんと下す」の繰り返しです。
タテシェイク
フロッグは首を振らせるドッグウォークだけでなく、上下にアクションさせるタテシェイクも実は効果的です。
例えば浮草の上ではドッグウォークが難しいため、フロッグのアクションを上下にバタバタさせ浮草を揺らす事でバスにアピールする方法もあります。
竿先を30センチ前後、下から上にシェイクする感覚で小刻みにリズムよく出た糸フケを巻き取りながらフロッグをバタバタさせよう!
オススメのフロッグ
イヨケンフロッグ(仮)10FTU
スペックの詳細はまだ不明ですが、イヨケンさんはかつてアイオビーという名作フロッグを作られていました。そちらをリファインさせているようです。
イヨケンフロッグ(仮)はボディ素材が柔らかく、プレッシャーがかかっているような釣り場での控えめなバイトで、十分にフックアップする構造になっています。ライトカバーからオープンウォーターで180度テーブルターンとスプラッシュで食わす、誘って楽しいフロッグとなるそうです。発売が楽しみですね!!
BTフロッグ(バンタム)
バンタムからリリースされているBtフロッグはイヨケンさんお気に入りのフロッグです。対カバーゲームに特化しており、サイズはレギュラーサイズとなっています。
フロッグを使っているとルアーの中に水が入ってしまう事があるのですが、Btフロッグは水の侵入を許さないルーム・イン・ルーム仕様となっています。ダブルフックのセット箇所とボディ本体でそれぞれが独立した構造になっているんです。
カバーに当たった衝撃で変形したり潰れたりしないので、安心してカバー奥に撃って下さい。
- 全長:64㎜
- 重量:17g
- フックサイズ:Btオリジナルフック
- 価格:1,518円(税込)
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オススメのタックル
ロッド
イヨケンさんオススメのフロッグロッドは、2022年にリリースされた22バンタムの「172H」となります。旧バンタムには172H/FRフロッグスペシャルという番手がありましたが、22バンタムでは「対カバー専用・バーサタイルモデル」として進化を果たしています。
投げやすさ・アクションの付けやすさ・食わせやすさが揃ったトルクフルなテーパーのモデルです。またフロッグ以外にも3/8~1/2オンスクラスのテキサスリグやラバージグなどにも対応できるように、ベリーからバットにかけてはパワーをもたせてあり、ルアーをしっかりと咥えこませる食わせの間を持たせつつ、針先を貫かさせる強靭さを兼ね備えてます。
- 全長:7フィート2インチ(2.18m)
- テーパー:ファスト
- 継数:2本(グリップジョイント)
- 自重:130g
- 適合ルアーウエイト:14~42g
- 適合ライン(ナイロン&フロロ):12~25ポンド
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リール
イヨケンさんオススメのリールは2022年にリリースされた22バンタムのXGとなります。イヨケンさんはギア比はXGの一択で、投げやすい・太いラインが巻ける・1回の巻取量が多い。この3つの条件を高次元でクリアしているのが22バンタムを選ぶ理由となっているそうです。
イヨケンさんのブレーキセッティングは、内部ブレーキシューを全てオンにしていて微調整を外部ダイヤルで調整しているそうです。外部ダイヤルは「2」をベースに、対岸のオーバーハング狙いの時などは「3~4」で調整しているようです。
- ギア比:8.1
- 最大ドラグ力:5kg
- 自重:225g
- スプール径:35㎜
- 糸巻量(ナイロン):16ポンド100m
- 最大巻上長(ハンドル1回転):89cm
- ハンドル長:45cm
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ライン
フロッグゲームにはイヨケンさんはPEラインを必ず使用されており、サンラインのステューター80ポンドを愛用されています。操作がしやすいとの事。
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まとめ
いかがでしたでしょうか?フロッグゲームやってみたくなりましたでしょうか?
是非、本記事を参考にしてフロッグゲームの準備をしてみて下さいね。
それでは楽しいバスフィッシングライフをお過ごしください!!