皆さんこんにちは!埼玉バス釣り人のウォーカーです。
さて今回は関西のルアーメーカーであるKAESU(カエス)から販売されている、ソフトブレードチャターのTRANQUIL(トランキル)を実釣で使い、埼玉県の某有名フィールドにて初夏のハイライトな状況で2匹バスを釣ることが出来ました。
しかも釣行時間も1時間ちょっとで・・・。
これはヤバいルアーを見つけてしまったかもしれません。という事で実釣インプレ記事となります。
それではどーぞ。
KAESU(カエス)とは?
オリジナリティの高いルアーを作るメーカー
まずはKAESU(カエス)というルアーメーカーを初めて知ったという方に、簡単に説明します。カエスは関西のルアーメーカーで主に製品開発テストは琵琶湖にてされているようです。
様々な工業加工技術を持っており、独自コンセプトと技術の融合にてオリジナリティの高いルアーを開発されています。ハードルアーは勿論、ソフトルアーまで幅広く開発されております。
埼玉県でKAESUを取り扱っている釣具屋
関東でもKAESU(カエス)の取り扱い店舗が増えてきているのでこれからよりメジャーになっていくブランドだと感じています。
2021年7月時点での埼玉県でKAESU(カエス)を取り扱う店舗は2店舗のみです。
TRANQUIL(トランキル)の実釣インプレ
実はトランキルは自分で購入した訳ではなく、釣り仲間から貰ったルアーでした。
貰い物だった為、使い方など全く調べずに釣り場に行っていたので、従来のチャターのイメージで早く巻いて使おうと思ったのですが、早巻きにはまったく向いていない事に気付き、ややゆっくり巻くことにするとちゃんとブレードの振動を感じるようになりました。
フィールドのシチュエーションですが、埼玉県の某人気フィールドで時期は7月中旬。水量は減水状態、天候はローライト(曇り)ではなくハイライト(晴れ)の無風状態でした。今までの筆者の経験値では「巻物はダメだろうなぁ」という状況でしたが、せっかく貰ったルアーだし投げてみようと投げていました。
すると投げ始めてから10分もしない内に抑え込まれるようなバイトが!!正直釣れると思っていなかったので一人で「えっマジ!?」と思わず声が出てしまいましたw
ランディングするとめちゃめちゃグッドコンディションな40UPのバスが釣れてくれました。
その後もすぐにもう1匹追加で釣れたので一軍決定ですw
TRANQUIL(トランキル)の概要
トランキルはソフトブレードが装着されているチャターになります。チャターは金属ブレードで「カチカチ」と音が出るタイプの物が多いのですが、トランキルはPVC製のソフトブレードの為、金属音やフラッシングは発生しません。
このソフトブレードが昨今のプレッシャーによってスレてるバスに非常に効果的になっており、従来のチャターに反応しなかったバスが口を使ってしまいます。
使い方
トランキルの使い方は中速から低速でのリトリーブがベストな使い方になります。早く巻くと動きが破綻するので要注意です。
KAESUのスタッフさんが推奨するトランキルの使い方は、ボトムまで沈めてからブレードの振動を感じる最も遅いスピードで巻くという「スローロール」が基本的な使い方となります。この時、ブレードが止まってしまっても問題ないそうです!!(止まっている時でもバイトする事も多々あるそうです。)
またただ巻くだけではなく、ボトムをズル引きさせたりリフト&フォールさせて使ったりと様々な使い方も可能となっています。
スペック
商品名 | TRANQUIL(トランキル) |
---|---|
ウエイト | 1/4オンス・3/8オンス・1/2オンス |
価格 | 1,485円(税込) |
カラーラインナップ
特徴①ソフトブレード
硬すぎず柔らかすぎない、ベストな硬度設定の徹底検証から生まれたPVC製ソフトブレードは、柔らかい波動で生命感を纏いバスに違和感なく喰わせ、アングラーに分かりやすい振動を伝達してくれます。
メタルプレートをインサート成型してあるので、ソフト素材だけではかなえられない強度も確保しています。
特徴②凹凸のあるスカート
スローなリトリーブでもより水を掴んで複雑な水流を起こし、存在感を高めることを狙った凹凸スカートをブレンドしたスカートが特徴的です。
スカートの上部は凹凸にしてあり、下部は通常のスカートになっています。2つの異なる波動がよりバスの興味を高めます。
特徴③前方重心のヘッド形状
ウエイト配分を前方に高めた低重心のヘッド形状は、一定のレンジをゆっくりトレースすることに重点を置いたデザインになっています。
安定性を高め、浮き上がりを抑えた形状でチャターベイトによるスローローリングという新しいメソッドがやり易くなっています。
特徴④バイトマーカーになる目
バイトマーカーとしての役割を担う、アイ。
バスがバイトマーカーめがけて前方からバイトしてきた場合も従来の金属ブレードだと弾いてしまう事がありましたが、ソフトシェルブレードなので弾かれずにフッキングする事が可能です。
オススメのトレーラー
メーカーオススメのトレーラーは同じくKAESUからリリースされているISANA(イサナ)がベストマッチです。琵琶湖でデカバスがこの組み合わせでボコボコのようです。(羨ましいからイサナ買いました)
ちなみに筆者が釣れた時にセットしていたトレーラーはO.S.Pからリリースされているドライブシャッド4.5インチを使いました。トランキルの動きとシャッドテールの動きが実に魚っぽかったです。
オススメのタックルセッティング
オススメのタックルセッティングですが、ロッドはMHクラスのテキサスリグを使うようなファストテーパーの高感度なロッドがオススメです。あたりが有ったらバシッとフッキングを決めましょう。
リールはハイギアのリールがオススメです。ハイギアの方がトランキルの弱めな振動を感じ取りやすいメリットがあります。
ラインはフロロカーボンの14~16ポンドがオススメです。
まとめ
いかがでしたでしょうか。ソフトブレードチャターのトランキルを使う事で今まで出会えなかったバスに出会えるかもしれません。
一度つかってみると不思議と手放せなくなる魅力的なルアーだと思います。
トランキルを購入されるか悩んでいる方の参考になれば幸いです。
それではまた♪